• 旭町に新規就農者としてもう11年目になる、森田 信行(もりた・のぶゆき)さん。森田さんに、なぜ旭町を選んだのか、そして何を目標にここまで力を注いでくれるのか、じっくりお話を伺いました。 ●なぜ亀岡市旭町を新規就農場所として選んだのか?  新規就農者を支援する「担い手養成実績農場整備支援事業」で1年ほど勉強し、その後、農業を始めるための土地を探す際、この事業に参加されていた方の紹介で旭町の方を紹介し
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  • 5年前、私は「なごみの里あさひ」で白餅や山菜おこわを作る様子を取材し、手際の良さや丁寧な作業を中心に紹介しました。今回はさらに一歩踏み込み、調理場で働く4人(平井妙子様・中川弘美様・川勝郁子様・入江静代様)の方へ「なぜなごみの里あさひで働くのか」「何を思い、どのような魅力を感じているのか」を伺いました。そこには“ものづくり”を超えた、人と人とのつながりと、地域への深い愛情がありました。 ◆ 調理場
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  • 秋の味覚といえば「ぶどう」。近年、亀岡市旭町でもぶどうを育てる方が増えてきました。その中で「やっぱり師匠といえば藤原重治さん」と誰もが口をそろえます。今回は、ブドウ園の紹介に続き、重治さんご本人のお話を伺いました。88歳になられてもなお前進を続ける姿勢は、地域にとってまさに高齢者の「目標」だと感じました。 ●ブドウ園を始めたきっかけ  始まりは15年前。南丹市八木町に住む知人からぶどう作りを教えて
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  • * 親しまれる「ケンちゃん」  いつも冗談を交えながら話してくれる平井堅一さん。農事組合法人旭・営農組合の庶務会計を一人で担い、事務所では「まいど~ケンちゃん」と声が飛び交うほどの人気者です。みんなが安心して相談できる“頼れる存在”です。  役員に就任したのは平成14年。当時は「なごみの里あさひ」もなく、農作業の受託が中心でした。以来20年以上にわたり旭町の農業を陰で支えてこられました。  「新し
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  • 「旭町の農業について聞くなら、精ちゃんに聞いたらいい」と、よく耳にします。誰もが頼るその人こそ、平井精一さん。今回はそんな平井さんに、旭町の農業への想いや歩みを伺いました。 ■ 農業に関わるようになったきっかけ 亀岡市農協に36年間勤務し、退職後に家業の農業へ。お父様と一緒に農作業をしながら、地域の農事組合法人「旭」の役員に選ばれ、作業オペレーターをまとめる役割を担うようになりました。 特に乾燥機
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  • 2025/07/24 旭町を元気に

    高齢者同士の交流の場 田舎の魅力

    ある朝、仕事の用事で「なごみの里あさひ」に立ち寄りました。時間は午前8時15分ごろ。直売所の役員の方々が、いつものように開店準備をされていました。  しばらくすると、「おはようございます」と出荷者の方が到着し始めます。「昨日がんばったから今日はこれだけ」「これ、どこに並べたらいいかな?」といった会話があちこちから聞こえてきます。私が立っていると、「ご苦労さんやなあ」「久しぶりやな」「今日も元気にし
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