
2025/07/24 旭町を元気に
高齢者同士の交流の場 田舎の魅力
ある朝、仕事の用事で「なごみの里あさひ」に立ち寄りました。時間は午前8時15分ごろ。直売所の役員の方々が、いつものように開店準備をされていました。



しばらくすると、「おはようございます」と出荷者の方が到着し始めます。「昨日がんばったから今日はこれだけ」「これ、どこに並べたらいいかな?」といった会話があちこちから聞こえてきます。私が立っていると、「ご苦労さんやなあ」「久しぶりやな」「今日も元気にしとるか?」と、うれしい声かけももらいました。


出荷準備が終わると、荷物を降ろした後、軽トラックの後ろに腰かけておしゃべりする人、店の中で品物の話をする人など、それぞれが自然に交流しています。その様子を見ていると、ここは単なる直売所ではなく、高齢者同士が集う“地域のコミュニティ”の場所なのだと感じました。



出荷者の多くは70代から80代。みなさん「ここに来るのが元気の源」と話してくれます。
何気ない日常の中で、ふらっと立ち寄った場所で、たわいのない話ができたり、笑い合える時間があること。それが田舎の温かさであり、魅力だと改めて実感した朝でした。
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