2024/09/04 町日記

亀岡市旭町高齢者の元気な源

亀岡市旭町は現在、高齢化が進んでいます。しかし、最近 「本当に高齢化地域なのか?」と思うことがあります。確かに年齢的には高齢者が多いですが、高齢の皆さんの元気さには驚かされることが多いです。

「なごみの里あさひ」での出荷や、ぶどう栽培、ボランティア活動、スポーツ活動などの取材をしていると、年齢を聞いてびっくりすることがあります。たとえば、毎日朝4時に起きて「なごみの里あさひ」へ出荷の準備をする人や、ぶどう栽培で昨年度よりさらに良い作物を作ろうと工夫を重ねる人がいます。また、サークル活動に参加して他の方に喜んでもらえるよう、熱心に準備する姿も見られます。彼らは年齢を感じさせないほど元気で、すごいと感じることがあります。ある本には、高齢者の元気の秘訣として「食事・運動・社会参加」が大切だと書かれていました。

  1. 食事
    主食、主菜、副菜をバランスよく取り、1日3食しっかりとることが重要です。特に高齢期には食事量が減りがちなので、たんぱく質を意識的に摂ることが大切です。疲れやすい時は、カボチャやサツマイモを食べ、身体づくりには黒ゴマやクコの実を取り入れるなど、食べ物を工夫することが求められます。
  1. 運動
    運動は筋肉の発達だけでなく、食欲や心の健康にも良い影響を与えます。日常生活でこまめに体を動かすことが大切です。

3,社会参加
趣味やボランティア、仕事、社会活動、サークル活動、コミュニティへの参加など、外出して他者と交流することが大切です。

亀岡市旭町で生活する高齢者は、地元で作られた「旭米」や新鮮野菜を食べ、毎日作業を行い、サークル活動やボランティアに積極的に参加しています。これらの活動が、彼らの元気の源になっているのです。

また、収穫した野菜などを出荷し、「早く売れますように」と願いを込めて「なごみの里あさひ」へ持っていくことが、日々の生活のルーティーンとなり、高齢者の元気を支えています。

このような日々の小さな活動が、高齢者のフレイル予防にもつながっているのだと思います。日常生活の中で、今日は「○○する日」や「何曜日と何曜日は○○の予定」など生活の中で、しなければならない予定があることが一番大事だといわれています。旭町の高齢者のこのような意欲は素晴らしいと思います。

高齢者のこうした毎日の行動が、彼らが楽しく暮らせる街づくりにつながっているのではないでしょうか。年齢は高齢ですが、その意欲的な気持ちが若さを保つ秘訣だと感じます。そして高齢者が行ってきたことを見本にして、次の世代を担う私たちも、彼らの姿勢を見習っていきたいものです。

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