2023/03/30 旭町を元気に
高齢化が進む旭町 活気のある旭町に向けて
今の旭町の人口推移を調べてみました。令和5年3月現在 人口は675人、65歳以上が285人、65歳以下が395人となっていた。(高齢化率42.2%)
この人口比率を平成18年から見てみました。下のグラフのように年々高齢化率が増えていますが、高齢者数が増えたわけではありません、総人口が減ったから(平成18年から288人減少)高齢化率が増えているのです、特に生産人口(15歳~64歳)年少人口(0歳~14歳)の減少が気になります。
高齢化率が高くなると、様々な社会不安が増えてきます。でも私たちは今後もこの旭町で住み続けていきたいと思っています。だからといって子供たちに、ここに住み続けることを強要はしたくありません。グラフのように支えてくれる若者は確実に減少していきます。
何もしないでいたら元気のない年寄りだけの町になってしまう。行政が何とかしてくれる。そんなことはあり得ません。
ではどうすれば支え手が少ない中、不安なく元気に過ごせるのでしようか。
まずは高齢者が不安なく暮らせる町とは、「おばあちゃん、おじいちゃんがいつも笑っている 何がたのしいのかなぁ?」と若者が思い、若者もここに住み続けてもいいかな、と思える環境づくりが大切ではないかと思います。
「旭サポートカー」や「歌声広場あさひサポートカー」事業もその一つです。不安なく買い物や病院に行けJRにも乗れ、「歌声広場あさひ」にも参加できる。このことが高齢者の不安を少しでもなくし、笑顔で住み続けられる条件の一つになるのではないでしようか。多くの人とコミュニケーションがとれ、楽しみが増える。こういったことがこれからの旭町の活性化につながる一つなのだと思います。そのためには、できる人ができるボランティアでお互いを支えあう、助け合うシステムづくりが必要ではないでしょうか。生産人口が増え担い手が多くいるなら不安なく生活できるのですが、残念ながら旭町では期待できません。新規の移住者を受け入れる工夫とともに、今いる、私たちで支えあうことが必要ではないでしょうか。