2024/05/23 町日記

「カワヒガシ若手組合KYU(キュウ)」彼らの思い 第2弾

2020年11月に結成された「カワヒガシ若手組合KYU(キュウ)」は、旭自治会だよりで紹介しました。それから1年半がたち、彼らのその後を取材しました。

一列目 岡野春菜さん  (養蜂家)溝口竜也さん(農業)森田信行さん(農業)宮前裕太さん(いちご栽培)

二列目 大江広一郎さん(農業)岡裕介さん(木工師)

欠席  辰巳雄基さん(霧の芸術祭ディレクター)野間晃輔さん(デザイナー)計8名で活動されています。

  地元の方とのコミュニケーションについて

 KYUを始めたきっかけは、70代・80代の方々から「なごみの里あさひ」を盛り上げてほしいという声でした。町の高齢化が進み、お客さんも減っていたため、人を呼び込んで旭町の魅力を町外の人に知ってもらいたいという思いで、カワヒガシマーケットを開催しました。訪れた方からは「こんなに素敵な場所があるなんて知らなかった」と喜ばれました。しかし、時間が経つにつれ、新たな課題も出てきています。地元の方のご協力もいただき、一つずつ解消するなど、今できることをして、人を呼び集め、旭町の魅力を知ってもらいたいと思っています。

これからの旭町への思い  

これから高齢化がますます進み、農業従事者が減っていくのではないかという不安があります。私たちは、いま研修生を受け入れ、一緒に農業を行い、将来的には旭町で自立して、農業を続けてほしいと考えています。そして、自分たちのやり方で、旭メロンの復活プロジェクトのように、昔を大事にしながら、次も見据えて行動していきます。

 他にも多くの思いを聞きましたが、ここには書ききれないほどです。彼らもどうすべきか迷いながら進んでいます。彼らの話を聞いて、高齢化の進行に対する不安や、旭町の魅力を多くの人に伝えたい、移住者を増やしたいという思いは私たちと同じだと感じました。これからの彼らのイベントにさらに協力していきたいと思います。

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