2021/12/17 おしらせ

旭 自治会だより第45号 web版

おめでとうございます

令和3年度豊かなむらづくり全国表彰事業(近畿ブロック)

農林水産大臣賞

農事組合法人 旭 (受賞の主な概要)

買い物客で賑わう農産物直売
スマート技術を撘載した農機による田
新規就農者へのシェア農業機械の説明
  • むらづくりの動機・背景

豊かな自然環境に恵まれた穀倉地帯である旭町では、少子高齢化や若年層の流出が大きな課題となっており、昭和25年に1,500人を超えていた人口は、現在では704人(R3.3.31住民基本台帳)まで減少し、昭和25年の半分以下となっている。

こうした影響は、地域の主な産業である農業にも大きな影響を及ぼしており、農業従事者の減少が深刻な課題となっている。

今後も人口減少と高齢化、農業の後継者不足が進むことが予想されることから、旭町の未来を考えるむらづくりの活動が始まった。地域を維持していくために何ができるのか住民自身が知恵を出し合い、住民の未来への思いを詰め込んだ「旭町みらいマップ『夢絵巻』」がつくられた。

  • むらづくりの内容

ほ場整備田の利用集積の実現や規模拡大を希望する農家に対する農地の貸し出し、作業受託のほか、農業機械のシェアサービスの実証事業の導入とそれに伴う農機の保管場所の提供など、旭町の全ての農家が安心して農業経営に取り組めるよう、営農の環境整備を行っている。これらの取り組みは、多くの新規就農者の受け入れにも繋がっている。

また、「旭町みらいマップ『夢絵巻』」に描いていた農産物直売所「なごみの里あさひ」の開設により、地域農産物の加工や特産品の復活、雇用の創出、若手農業者の指導支援、農業者の生きがいづくり、さらには地域のコミュニティの場の提供を実現している。その他、旭町内で組織されている各種団体の事業に率先して協力するとともに、亀岡市内で行われるイベントにも出店するなど、多くの取り組みによってむらづくりに寄与しており、農事組合法人旭の活動は、地域農業の持続性の確保と多方面との交流による農村の活性化に貢献している。

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